八天岳高射砲跡
今回は八天岳高射(広角)砲跡に行ってきました。
- アクセス
- 道中~頂上
- 頂上の状況
- 史跡巡りの説明(ここからメイン)
- ①高射砲跡1つ目
- ②高射砲跡2つ目
- ③謎のブロック
- ④旧道
- ⑤・⑥発電所跡
- ⑦探照灯跡
- ⑧探照灯員待機所跡
- ⑨探照灯管制器跡
- ⑩兵舎・烹炊所跡
- おまけ
- まとめ
アクセス
長崎県佐世保市潜木町にある山です。最寄りは佐世保三川内IC。電車だと松浦鉄道の西有田駅か大木駅です。
道中~頂上
先ずは頂上に登る。
なかなか大変な道で車で通りにくい道でした。
しかし、この道は当時の舗装道路らしくこんなものが。
鉄筋を道路に入れているという事は、何か重い物を運ぶ予定があったのでしょうか?
しかし、それにしても非常に急な坂でした。
当時の車で登れたのでしょうか...
頂上の状況
そして頂上に着くとこんな看板が。
■ 沿 革 昭和 16 年(1941)頃に佐世保軍港防禦のために建設された高射砲台。佐世保市の最も北東部に 位置する八天岳山頂にあり、中国大陸方面から進入する敵機の迎撃を企図したものと考えられる。
コラム:広角砲解説
高射砲は、地上から航空機を攻撃するために作られた火砲。
日本海軍では高角砲と呼ばれる。
古い方
正式名称:四十口径三年式八糎高角砲
採用年:1916年
新しい方
史跡巡りの説明(ここからメイン)
メインです。
今回はこの図を通じて紹介して行きます。
これを...
これで写真貼って行きます。
①高射砲跡1つ目
先ずは右側にあるブロック。
右にあるのが最初のブロック。
左斜め奥に二番目の隙間があります。
恐らくこの中心に位置していたのでしょう。
②高射砲跡2つ目
すぐ奥に構造物が見えますね。
①が左、②が奥、③が右、④が手前(映ってない)です。
非常にいい状態で残っていました。
③謎のブロック
地図に書いてあったので撮りましたが、よくわかりません...
分かる方はコメントまで!
④旧道
地図をよく見ると道が少し変わっています。その写真です。
こっちの方がわかりやすいですかね(笑)
木が切れてるところで左に曲がってます。
⑤・⑥発電所跡
これもよく残っていました。
地図に載ってないのですが 、恐らくこの発電所の施設。
⑦探照灯跡
当たり前ですが、高射砲からかなり離れていますね(笑)
こんもりとした山として残っています。
これは横側に石垣が残る程度でした。
⑧探照灯員待機所跡
先ずは地図の上に載っている跡から。
そして下の建物跡。
地図には、道が伸びており入り口が書かれてありますね。
手前と奥に部屋?が地図通り分かれていますね。
奥に何か見えますね。
雨水を貯めていたのですかね?
⑨探照灯管制器跡
殆ど残っておらず、土塁の跡のみ。
その他似た物が数個。
⑩兵舎・烹炊所跡
何とか所っていうのは
ほうすいじょ
と読みます。
そこの手前にあった跡地。
水を貯めていたのでしょうか?
そして烹炊所跡には煉瓦が沢山!
そして煉瓦が組み立ててあったであろう場所と遺構。
こちらは兵舎跡の石垣。
どちらも石のみ跡がありました。
煉瓦は非常に大量に落ちていました。
おまけ
山頂標識。
かなり下に有ります。
途中で分岐した先
三角点あり。
まとめ
遺構が弓張岳程ではないが、綺麗に残っていた。他のところもしっかり調べると面白いでしょう。
他の戦争遺跡も挑戦して行きます!
名前が無い所もきちんと撮ってます(大体)ので欲しい方はTwitterのDMまで!
http://www.カイロ.com/ (@_8observantia)さんをチェックしよう https://twitter.com/_8observantia?s=09